5月24日(火)大震災 75日目

 大分からレタスの支援の連絡があり、荻浜中学校避難所へご案内した。
 5月24日は、1960年にチリ地震津波があった日だ。あれから51年経過し東日本大震災となるが、石巻市における被害が死者3,014人(5/20現在)、浸水面積は市域555k㎡中、73k㎡で市内の13.2%となり、平野部だけだと30%となる。被災家屋は市内全家屋128千棟中全壊家屋44千棟、床上・床下は34千棟、産業では漁港44港中、44港で100%、水産加工場200社中200社で100%となっている。製造業被害は浸水率70%、学校136中44(32%)、保育所29中10(34%)病院・診療所8中6(75%)応急仮設住宅は8時までの着工予定は53団地で3,596件などとなっている。また、人口も本年2月末で162,822人だったが、4月末には157,801人となり、死者・行方不明者などにより激減した。未曾有の巨大地震・巨大津波の襲来の激しさが数字で物語っている。チリ地震や昭和三陸大津波、大海嘯など歴史が物語る厳しい被害状況の反面、グルメなど海の恩恵は大きく、海と共に生きてきた地域の人々としっかりと復興について論じたい。
 
 

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