6月26日(日)大震災 108日目

  悲しそうに雨が降っている。妻と石川家葬儀のためビックハウスに行きピストン搬送のバスで梅渓寺へ行く。石川家葬儀告別式に参列、石巻商工会議所浅野会頭、宮城県倫理法人会田中会長代行らが弔辞を述べた。石川会長、奥様、お孫さんの在りし日の姿を思い出され悲しみが込み上げてきた。謝辞で石川社長の堂々とした挨拶を聞き命の無情さを改めて感じ法要まで参列した。何となく微笑みかける石川会長と会話しながら後にしたが断腸の思いだ。
 帰宅途中、「渡波元気祭」で渡波小学校付近が賑わっていた。NPO恩座ロードが縁日のようなイベントを開催して小学校校庭内に癒しブースや飲食・ゲームや屋台など設置され雨の中大勢の人達が復興への新たな道を歩む機会を見出しているようだった。2時からは、小積浜区臨時総会が開催され出席した。あの東日本大震災後、地区住民が一堂に会しまるで同窓会のような懐かしさが心を豊かにした。小積浜に残るのか移動するのか3月11日大震災被災したことで、でそれぞれの思いや考えを伺った。ありとあらゆる方向性を寸断した東日本大震災が悲しい。小積浜で震災による犠牲者6名に対し黙祷、阿部長一区長が挨拶し今後の小積浜運営について協議した。ライフラインが整いこれからの方向性が重要な鍵を握る。しっかりと対応していきたい。

コメントは受け付けていません