8月11日(木)大震災 154日目

今日で5カ月、154日目となった。朝から東浜避難所に行き、竹浜で懇談し続いて狐崎浜で懇談した。浜の笑顔はいいもんだなあとつくづく感じた。もっと未来が光がやくような施策を早急に実施しなければならない。懇談では、仮設住宅後の基幹産業である漁業振興、生業としていけるかどうかの道筋である。「OHガッツ」(オーガッツ)、雄勝をもじって元気に復興したいという願いを込め、雄勝地区7人個人での再建は負担が大きすぎる上、国は施設を復旧する場合、共同利用施設に限って助成する方針を示しており、合同会社の設立に踏み切った件などわだいとなり、村井知事の特区制度の活用も選択肢の1つだと。また、見通しが悪い小積浜から東浜への屋根の撤去や行政への依頼もあり即対応へ。続いて、入居したばかりの荻浜仮設住宅で宮城県漁協伏見代表監事に「復興計画策定の際に漁業者代表を加えることと高台の定義など」考慮して欲しいと提言を受けた。住環境とふるさと再生への重要なキーポイントだ。連日続く、猛暑はだいぶ堪えるが、未来図のないことはそれ以上だと感じた。夕方、ガレキ撤去の御礼を兼ねて渡波に寄り夜は、石巻瑞穂会役員会へ出席した。東日本大震災で犠牲になった人は現在2人、千葉商科大学同窓生から義援金の支部処理をめぐり善意の対応、犠牲者や被災状況を把握していない現状、判断のまずさなど話し合われた。帰宅して間もなく震度4の余震、被災地は5ヶ月たってもまだ不安定。

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