10月31日(月)大震災 235日目
大峯千日回峰行(春秋社)塩沼亮潤・板橋興宗を読む。人はなぜ生きるか?板橋さんが修験道の荒行を行った塩沼さんの想像を絶する断食・断水・不眠・不臥,死の四無行で山に学ぶ。二人とも宮城県内の方で、板橋さんが塩沼阿闍梨さんに手紙を出した思いのことから書き出されている。生かされた体験だという。学ぶことが多い。
さて、高台移転や教育環境について担当課に、もうすぐ8カ月になろうとしているが遅れている実態でお叱りを受ける。被災者や被災地を政府はどう捉えているのか。明日から11月だが第3次補正予算提出が遅い。多くの大臣や国会議員が被災地入りしているが進んでいない。ひとケタ台の気温から雪の気配さえある東北3県だ。被災地の土地買い上げや集団移転など被災者サイドにたっていない。夜はキャンナスの研修会があったが佐藤家通夜へ。地元へ戻り、高台移転など被災者の要望は地元に住める計画を早く示さないと人口流失は増大である。早く合意して欲しい。