1月29日(日)大震災 325日目

 1通のメールを後輩の小野寺康之さんから頂いた。『サルコヤさんの82才の井上社長が津波で泥をかぶったピアノを再生した話しはご存知だと思いますが、明日の早朝、スイスのダボスで開かれている世界経済フォーラム(ダボス会議)のjapan night 2012(日本政府主催)で全盲のピアニスト辻井伸行がその再生ピアノを弾いて震災での日本人の力を世界に紹介してくれます。収録は昨年の暮れに東京銀座のヤマハ楽器のスタジオで実施しました。本件については、石巻にとっても、嬉しい名誉なニュースだと思います。つきましては、このピアノを再生したサルコヤの井上社長と再生ピアノのフォローを石巻市と協力してお願いして頂きたい』というものだ。確かに、ピアノの再生やサルコヤの復旧に携わった歌手のクミコさん、ボランティアさんや調律師さんの為にも、再生ピアノにかけた井上社長さんと何とか陽のあたるようにしたい。自宅に来客が多く、水産復興の件やそれぞれの当時と現在の状況を伺い目がウルウルになった。特に、父を訪ねてカキや魚を持ってきていただき漁港の嵩上げに伴う漁への思いなど、メールも加え何とか対処したい。

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