2月20日(月)大震災 347日目
石巻市の老舗の水産会社が他市町に移転を決める報道がされた。確かに、昨日の河北新報には嘆く前に「自助」で前へと大興水産大塚社長が『民有地も国の予算でかさ上げが可能になったのは、石巻の水産関連業者でつくる水産復興会議の粘り強い要望活動の結果です。せっかく勝ち取った補助事業。行政には事業者の不安を取り除き生産再開に支障が出ないよう、丁寧な対応を望みます』、さらに『後手後手に回る行政の支援の遅さに嘆いてばかりいられません』と。石巻商工会議所高橋専務に問題点など伺った。懸念していたことが現実となって心が痛い。
午後からは、石巻市鹿妻南コミュニティーハウスプロジェクトの件で御指南役事務所。日本の被災地復興に役に立ちたいという声からフェール城桜協会で、日本と35年間深くかかわってきた建築家リシャール・ブリア副理事の下で、フランスでのチャリティーと同時に日本でもさまざまな企業やメーカーの御支援・協力を呼びかけ石巻市鹿妻南が選んでいただいた。円滑に実行できるよう協議、午前中の件を含め行政はもちろん議員の姿も見えないと言われがちだが、しっかり対応の成果を出したい。