2月28日(火)大震災 355日目

 4月1日から食品の放射能規制が、新たな基準値を適用することで、厚生労働省の新規制値案に文部科学省放射線審議会が異例の注文を付けた。いづれ、新基準は、原発事故直後に設定された基準値より格段に厳しくなっている。米や肉、魚などの一般食品は1キログラム当たり100ベクレル、牛乳と乳幼児食品は1キログラム当たり50ベクレル、飲料水は1キログラム当たり10ベクレルで厳格な基準設定で知られる欧州に比べて飲料水で100倍、一般食品で10倍で実際に食品を扱う現場では不安の声が出始めている。石巻市場でも250万円の測定器さらに100万円掛ける必要性があるという。新規制値に見合った検査体制を国ではどのように考えているのか。宮城県東部地方振興事務所水産漁港部で資料をいただき、懇談した。民間事故調査委員会の原発事故調査委員会報告書について報道があったが、政府の危機管理が批判されているまさに政権の未熟さを露呈している。安全・安心の強化が、体制不備のままで風評被害の拡大にならぬよう早期対応を願いたい。
 庁舎5階市民サロンで毎日新聞社岐阜支局石山絵歩記者と東日本大震災の問題点・課題点を懇談し、石巻復興支援ネットワークへ移動しNPOの活動等懇談、特定非営利活動法人難民を助ける会(AAR JAPAN)大原真一郎さんと日下由美さんとお会いし農園等亘理町の事例を伺い双方のネットワークについて懇談した。その後、漁業支援やNPOの子ども支援の件で懇談。お疲れ様!

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