3月3日(土)大震災 359日目

 午前中は、御案内いただいた東浜復興祭に東浜小学校に行った。開会に先立ち荻浜小学校と東浜小学校の児童で構成するダブルコンドルズの野球チームにグループねこの手のお骨折りをいただき、ユニフォームやボールなど贈呈された。芦屋トライアルズや関係のご努力に感謝だ。復興祭は、黙祷、挨拶で豊島富美志本部長から発災から10月14日までのです経緯経過と本日の開催はひな祭りと昭和8年3月3日の三陸津波と昭和24年の今日誕生した私、1年を迎え節目としたと挨拶、狐崎獅子風流でスタート、豊島歌に踊りのアトラクション、小学校校庭には焼きかき、ワカメなど魚介類も若手後継者と女性部の皆さん方が祭りを盛り上げていた。
 午後2時からは、石巻復興シンポウジウム「2020年の石巻を語る」新生石巻未来へのアプローチが石巻グランドホテルで開催された。主催者である石巻商工会議所浅野亨会頭が挨拶「三位一体で進め、2020年の石巻へ繋げて行く」と、亀山絋石巻市長が「守る、興す、繋ぐ」で進める、昨日の予算の不満を述べて挨拶した。続いて、基調講演で「東日本大震災~復興に向けての取り組み」を平野達男復興大臣が行った。反省点として道路を進めた。自治体から要望が県ー国が動くことになっているが、自治体自体が被災されていたことを後日知ったことや、女性の視点が欠けていたことなど反省やその後に取り組んだことなど紹介した。グループ補助など続けることや最後には自分達の居住場所、まちづくりは自分達で決断し合意形成が必要だと断言した。その後押しはしっかり国がやると約束した。復興は徐々にかなりスピードを持って行う。公共施設、ガレキ一部遅れているものもあるがほぼスケジュール通りである。休憩後、パネルディスカッションが開催、「2020年の石巻を語る~石巻地域の早期産業復興を目指して~」、コーディネーターに(株)三陸河北新報社代表取締役西川善久さん、パネラーは、東北工業大学稲村肇さん、大日本水産会長白須敏朗さん、都市計画家西郷真理子さん、石巻商工会議所会頭浅野亨さん。西川さんからサブタイトルの早期産業復興について絞って行く。稲村さんから港湾、防潮提の位置を早く決定する必要があると。白須さんから、被災で、水揚げが7割減、水産加工の現状とすそ野が広く生命線、早期に市内と技術者が離れるので水産加工の早期復旧が重要だ。西郷さんから、人口減少による価値観(地元の価値観)を大事にする必要がある。コンパクトシティによる旧地域のリフォーム。浅野会頭から、まちづくりは、夢のある笑顔溢れるまちにすることが大切です。人口流失で実態が掴めない、石巻らしさを自問自答すれば海と川との共生だ。ほかの街にない石巻らしさが観光にも直結している。基盤と交通インフラ整備が重要だ。続いて稲村さんから仙台港との一体化、バルクの現状が話された。海の観光、見所一杯だ。浅野会頭から陸も大事だが海の観光も牡鹿半島や金華山など島も活用できる。西郷真理子さんは、現地に行きたくなるようなまちでの集約、それらを議論している。白須さんは、サプライチェーンとして一体として整備推進、かさ上げと加工団地もかさ上げが3次補正ででき、今回道路の付け替えなど利用して欲しい。高度処理のハサップ対応へ。西郷さんから定期借地権の内容について紹介があった、。西川さんからコーディネーター機能、チーム石巻でやろう。浅野会頭は、妨げた課題点、国・県・市の縦ラインがスピード感がない。災害など有事に対応できるシステム。莫大な事業に対する量も質が低下、マンパワー不足が、行政と民間が一緒にチーム石巻でやるを提案している。自助が大事だ。西川さんが世界に向けてを各パネラーからグローバル化や世界へ発信、ブランド化、生活様式・美しいまちをつくる文化として魅力あるまち、まちづくりは、教育、元気など出た。西川さんが最後に、人づくり・ボランティア(学歴・職歴は世界に通用する)は、何人も石巻市の住民票を取って市議会議員を脅かす存在になっていると。20分オーバーして、懇親会へ。

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