3月20日(火)彼岸中日!376日目

 彼岸の中日(春分の日)は、東日本大震災から376日目だ。妹、甥っ子達の1周忌の法要の案内をいただき家族そろって、妹が嫁いだ長面に従兄達車3台で向かう。話を聞いていたが行ってみて異口同音に惨状に驚いていた。冷たく強風が吹く中、基礎だけになって浸水しているのを見て言葉が出ない。自宅からお墓へ移り、線香を供えて霊を慰めた。続いて、大川小学校で合掌し鐘をならした。母子像をなでながら、成仏してねと従兄が・・・何とも思いが込み上げてきた。北上町の観音樹で法要、弟一家や従兄達が揃い、息子も三陸道が混雑してと少し遅れて駆けつけた。遺影をみつめ、導師様が読経、1年経過しても喪失感を癒すには短すぎ、困難に耐えるには長すぎる日々だった。それにしても現状はどうだったんだろうか?しっかりと真実を報告して早めく和解していただきたい。
 阿部家通夜、焼香、精進揚げなど鎮魂の日々が続く。「衆生と共に」、被災者の痛みをわが身の痛みとして励まし改善していきたい。

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