5月29日(火)原則も大事だが現場を!

 宮城県漁協表浜支所からの依頼の事務所で、10時から協議した。協議には、宮城県漁協阿部代表理事長、木村表浜運営委員長、阿部表浜支所長さんらと山下産業部次長、勝亦水産課長、及川水産課長補佐らが出席した。東日本大震災で被災された指定管理を受けている表浜センターは解体を余儀なくされている。しかし、事務所としてボランティアの支援等で利用継続が可能となる方法があるが、国では電源交付金の補助で建築したセンターなので解体せず継続利用するとなれば減価償却残の7,000万以上の返済を要するという。原則的にはその通りだが、東日本大震災で全壊扱いとなっている物件を基礎を利用しボランティアが支援し継続できれば究極のエコと解体費が掛からない。加えて補助事業で新たな交付を要しなくても良く、税の効率的使用ともなる。現地も見ず短絡的な判断に疑問を持つ。がんばる漁業をはじめ漁協は組合員にとって不可欠な存在だ。しっかりとした対応を望みたい。また、漁港計画や水産業共同利用施設復興整備事業などについても地元の考え方など伺い担い手、生業としてできる限り早い対応が必要だ。
 奇しくも、河北新報に石巻水産復興会議の将来構想の記事が掲載された。生産者はもちろん、加工団地のライバルも将来構想のワーキンググループでハード面ソフト面を議論していた。ピンチをチャンスにできるよう国・県・市・関係者がスピードアップを図り進んでいけるように願う。
 夜は、石葬会館の谷口家通夜へ。1日携帯電話を忘れ不便を感じつつ拘束されずフットワークも良かった。

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