6月10日(日)復興へ加速

 朝から雨、石巻中央ライオンズクラブの阿部浩Lから連絡をいただき、八潮コスモライオンズクラブ栗原隆二被災地支援委員会委員長ライオンテーマ―とお会いし仮設住宅を案内した。その後、大畑仮設住宅談話室で懇談、漁業支援のボランティアさんらと一緒に三重県からのお茶の支援をいただき課題や問題点を伺った。
 午後からは、平野復興大臣現地視察が行われ、4時半からは市役所庁議室で「平野復興大臣と石巻市との意見交換会に出席した。はじめに、平野復興大臣が「東日本大震災から1年3カ月が経過し、この間に石巻市に来たのは4回目、一歩一歩の歩みが見え始めた。復興元年は、本格的な復興と大きく加速する年。そのためには、働く場の復活、関連産業に支援、時間軸を大事にし意識も共有化したい」と挨拶、続いて亀山市長が視察を交え挨拶した。市側から「まちづくりの課題と現状について」各地区の集団移転や蛇田西部、釜・大街道、南浜町のシンボル公園(国有化)、駅周辺整備(市立病院)、市役所のマンパワー不足、鮎川・雄勝など説明した。続いて浅野商工会議所会頭から川口町付近の産業ゾーンを加工団地に、放射能関係、5造船所の団地化、グループ補助の継続をはじめ須能水産部会長から放射能対策と東電保障、いしのまきJA石川壽一代表理事組合長から北上のカントリーエレベーターへの御礼と直売所、農地の買い取り価格の件、宮城県JF阿部力太郎代表理事理事長から激甚災害の漁具購入の延長か資材提供対応促進、放射能の件、漁港整備促進など。私から閉会挨拶で閉じた。終了後は、平野大臣がぶらさがりの記者団に囲まれていた。お見送りし終了。外は晴れの天気に、スピードアップへの象徴にと思った。

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