6月25日（月）不正請求
朝、杉浦さんから訃報と葬儀委員長の依頼を受けた（合掌）。今日から正副議長就任挨拶回り、石巻警察署を皮切りに東北電力と午前中10か所、午後から6か所に行った。いろいろな懸案事項や実態、課題など伺うことができた。
さて、帰宅後、特筆するニュースは、震災の復旧工事で国の補助金を不正に受け取ったとして、多賀城市の私立幼稚園長ら２人が２５日送検された。補助金の申請手続きは、県を通じて行われていて、県では、不正受給が事実であれば、補助金返還を求めていくというもの。さらに、仙台市内にある整形外科が、診療報酬を不正に請求していたことがわかり、厚生労働省が、保険医療機関の指定を取消すことを決めたというものだ。不正は許されるものではない。挨拶回りで、石巻警察署後藤孝義署長さんから同様のお話を伺った。ルールはしっかり守って治安を維持するというもので、最近、飲酒運転や傷害など事件が多いという。不正は震災だからと言って許せるものではない。行政もしっかり対応しなければならない。また、石巻赤十字病院金田巌院長さんの御指摘も印象的だった。各産業界・経済界の復興へ向ける期待も感じ、不正を許さず、改めて活動へ意欲がわいた。