6月30日(土)「牡鹿愛ランド特区」

 午前10時に通過する際、日和大橋手前の石巻市魚町の県道が通行止めとなりまわり道を通った。東日本大震災で被災し中央分離帯のところに横倒しになっていた木の屋石巻水産の鯨の缶詰の巨大モニュメントが解体撤去作業が行われていた。津波被害のシンボルとして各マスコミが取り上げられていたが、地域住民から津波を思い出してしまうので撤去を求める声が出ていたがいよいよ解体。市内を母と祖母を案内しながら四倉家を弔問し涌谷の伯母の四十九日法要へ。
 昨日、石巻市は、牡鹿半島地区の復興を図るために東日本大震災復興特区法に基づいて牡鹿半島の自然や歴史的資源を生かした街づくりを目指す「牡鹿愛ランド特区」を復興庁に申請した。これまで、渡波を過ぎ、小竹、荻浜地区、牡鹿地区の復興のためアイディアや集積拠点を検討し水産と観光をベースに産業振興を進めることを目的に新規産業立地を促進、雇用の創出を図ることを模索していた。特区の対象は鮎川や大原、田代島など8地区。豊かな自然や捕鯨基地として栄えた鮎川などの資源を活用し、宿泊業など主に観光関連の企業誘致を進める。特区に認定されると、法人税の特別控除、固定資産税の減免など税制上の特例措置があり、復興へステップアップするよう期待をしたい。

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