7月4日(水)災害時、強靭な社会

 石巻市社会福祉協議会で大槻英夫事務局長、菅原秀幸次長と懇談。石巻商工会議所で復興支援の「グループ化補助金」11グループ全てが該当しなかった件で尾形輝雄事務局長と懇談した。11時からは、石巻グランドホテルで「世界防災閣僚会議in東北 宮城県石巻市分科会」に出席した。各国の方々を乗せたバスが遅れたが気を揉んでいる日本人とは異なりコーヒーを楽しむ余裕で、28分遅れで分科会2「その日からの行動ー緊急対応、復旧・復興」が開始。冒頭挨拶で、郡和子内閣府政務官「世界中からのご支援を感謝し、歴史的に過去の災害について学び防災教育の重要で減災に繋げる。住宅の再建と産業再生が必要だ。復興特区のツールを利用していきたい。知見を各国で共有したい」、三浦秀一宮城県副知事「各国のご支援に勇気づけられた。本県の東日本大震災の状況から自然災害の脅威を世界に発信したい。復興へのご支援ご協力を願いたい、見続けて欲しい」、亀山紘石巻市長「石巻市へようこそお出で下さいました。またご支援に感謝します。3200人の死者500人の行方不明者最大の被災都市から世界のモデル都市にしたい」と挨拶。パネル討論に入りファシリテーターのジョーダン・ライアンUNDP危機予防復興局長から「災害時における強靭な社会とは、自助、公助けについてNPO.NGOなど防備体制について、1人5分の短い時間にクリアな意見をと。」と話した。パネリスト、クバトベク・キルギス非常事態大臣から自然災害に対する緊急対応・強化能力を高める、次いで郡和子内閣府政務官から地域防災力の強化と共助の重要性・被災者ニーズが刻々変化するためのマッチングタ体制を強調、荒木裕二NTTドコモ執行役員東北支社長から震災からの復
旧について紹介し衛星携帯電話・安否確認と通信情報の重要性を強調、マリア・デル・ピラール・コルネホ エクアドル危機管理長官から国際的パートナー・自助をいかに高めるか人道支援、災害に対する知見を向上させたいと意見を交わした。コメンテーターとしてエスター・ムルギ・マテンゲ ケニア特別プログラム担当大臣、紅邑晶子せんだいみやぎNPOセンター代表理事、グイ・ヨップ・ソン国連人道問題調整事務所プログラム部長、杉本明文兵庫県防災監がコメントし、フローのアルメニア、フランス、カリブから意見を頂き、救援隊の考え方、ライアンファシリテーターが強靭な社会について防災体制、女性の視点復旧復興へ国際社会の役割をまとめ石巻市と宮城県の歓待に感謝し1時13分終了。昼食もとれず、議会事務局に着くや否や阿部家葬儀委員長の依頼を受け、予約があった「ございん石巻」の取材を編集部本田宏枝さんらに受けた。2時10分からは、石巻地区広域行政事務組合事務局と協議、3時からは石巻地方広域水道企業団議会事務局と協議。4時過ぎから来客が多くなり水産復興など話題も豊富だった。5時45分議長室を後にした。6時からざていの会で議長就任を鳥文で祝って頂いた。ありがとうございました。

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