8月30日(木)千葉県市原市
朝4時過ぎの地震は大きく長かった。東日本大震災の余震らしいが、又、昨年の3月11日を思い出してしまった。6時半に市役所駐車場に集合し会派心会と行政視察。仙台駅を新幹線はやて14号で東京駅、JR総武線に乗り換え木更津駅でJR久留里線に乗り換え小櫃駅、タクシーで㈱市原ニューエナジーへ。視察項目は「未利用エネルギーの廃棄物焼却廃熱を利用した発電・熱供給事業について」で事務所2階会議室にご案内され1時45分から4時近くまで説明・質疑応答及び施設見学を行った。初めに高橋会長が挨拶し、佐藤誠二取締役所長が会社概要について説明いただき、ビデオで会社内容を見て斎藤雅博運転部施設管理部課長から細部の説明をいただいた。㈱市原ニューエナジーは、平成16年10月、杉田建材㈱、㈱タクマ、㈱タケエイ、高橋興業㈱の4社合弁で設立、総事業費29億円で、平成19年10月産業廃棄物処分許可取得し11月から操業を開始した。この施設は、一般廃棄物及び産業廃棄物の可燃物を焼却処理することにより蒸気を焼却処理することにより発電及び熱供給を行う。廃棄物焼却時の熱回収を促進させることにより循環型社会と低炭素社会を総合的に実現し意識の高い排出事業者による処理委託の促進を実現できる。焼却炉は、特殊階段型ストーカ炉で焼却能力は1日96トン、一般廃棄物・産業廃棄物処理施設熱回収率23.9%となっている。別棟の農業用温室内には地域農家との競合を避け「ミョウガ」が栽培されていた。収穫し食べたが路地物と違いえぐみがなかった。(キロ1.800円、30人の雇用が図られていた)廃棄物処理で、30%が残りその内2割が最終処分の埋立、残り8割は路盤やセメントで使用されている。①高効率発電15%、②合弁事業によりマテリアリサイクルーサーマルリカバリー、③地域社会との共生が図られている。終了後、7時半に柏市にある三井ガーデンホテルにチェックイン、暑い中ご苦労様でした。