9月1日(土)防災の日
昨夜、フィリピン諸島の東の沖合を震源とするマグニチュード7.6の地震が起き津波注意報が発令になり、市内沿岸部は、自治体が警戒態勢を敷くなど本当に心配したが、1日午前0時10分に解除されなによりだった。しかし、フィリピンの南部のミンダナオ島で女性1人が倒れた住宅の下敷きになって死亡、震源に最も近かった東部のサマール島の海沿いの町ジェネラル・マッカーサーでは、およそ70棟の住宅が全半壊し、数人がけがをしたという報道があり被災された方々に哀悼とお見舞い申し上げる。折しも今日は防災の日だ。そもそも、防災の日は大正12年9月1日に起きた関東大震災の教訓を忘れないことと暦の上で立春から数えて210日目を特に「二百十日」と呼び、この時期に多い台風への心構えの意味も含めて昭和35年に制定されたもの。東日本大震災もそうだが、決して風化させてはいけない。朝から、南海トラフの巨大地震や首都直下地震などさまざまな大規模災害を想定した訓練が各地で行われ、それぞれの現場では東日本大震災から得た教訓や課題に取り組みが行われた。
さて、ホテルから築地市場駅へ移動、浜離宮恩賜庭園をUC(ユビキタス・コミュニケ―タ)を使用しながら自由散策、東日本大震災の被災場所に導入できないか?アーカイブをより3次元で対応したいと思った。途中でスコールのような雨にあったが、築地市場を見学し昼食、スカイツリー、東京都美術館「マウリッツハイス美術館展」大変混んでいたがフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は素晴らしかった。少女の輝きと視線に何か特別な思いを感じる。目の保養をしながら安心安全のまちづくりへ防災の日に再考した。