9月24日(月)ポートセールス

 7時半に市役所に集合し、副議長と共に石巻港大手埠頭へ向かった。8時15分から商船三井客船㈱の大型客船にっぽん丸(22,472トン)入港式に出席した。入港式は、石巻港大型客船誘致協議会長の亀山紘石巻市長が「22年に続いて寄港を楽しみにしていたが昨年度は大震災により中止を余儀なくされただけに心待ちしていた」と歓迎の挨拶、花束贈呈、石巻市・東松島市・女川町・松島町の特産品の記念品贈呈、番留誠船長から御礼と復興への力強い挨拶、にっぽん丸からも記念の盾を代表で亀山会長が受領した。時折、小雨が降ったが、にっぽん丸から乗客の方々手を振り、大漁旗を振り応えた。
 議会事務局に戻り、打ち合わせ後10時から本会議、一般質問で5名登壇、確かな復興に向けてスマートコミュニティ推進事業、内陸部への工業団地の造成、がれき処理の検証、北上地域の課題、市立病院の再建、可住・非可住地域の住宅支援、湊地区の可住、次代を担う子ども育成、健康対策など質された。
 さて、石巻港の利用率向上のためポートセールスが行われている。ポートセールスとは、『港の管理者が関連企業等に自らの所有する港のメリットを説明し、船舶や貨物を誘致すること。国外的には港湾管理者が誘致目標とする国へ誘致のために説明をし、国内的には港湾管理者が都市や地元で説明をする。同時に利用者のニーズも把握して施設整備や運営の改善につなげていく。ポートセールスは日本主要8大港で行われてきたが、近年では地方港にも広がっている。理由として、企業の物流の合理化、コスト削減、運送距離短縮によるエコへの志向や東アジア諸国の急速な発展により主要8大港以外の港の需要が高まったことがあげられる。』と規定されている。26日も、ぱしふぃっくびいなすが入港する。復興を見ていただきながらご支援いただけるよう更なる活路を見出したい。

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