9月23日(日)神楽
古事記の序によれば、712年(和銅5年)に太朝臣安萬侶と太安万侶によって献上された、現在確認できる日本最古の歴史書で、編纂されて今年は1300年になる。『古事記』には、神々は多くの神社で祭神としてまつられ、小さい頃によくお話を聞かせていただいた。さて、8時50分に桃生公民館に到着、第35回石巻桃生牡鹿地方神楽大会に出席した。9時半に石巻・桃生・牡鹿地方神楽保存会櫻谷鎮雄会長から「昨年は大震災で休止したが2年ぶりに関係各位のご支援・御尽力により開催ができた」と主催者挨拶、次いで石巻市亀山市長と石巻市議会私から祝辞を述べ、8団体と特別出演の9つの演目がスタートした。五矢(河北 飯野川法印神楽保存会)は、須佐鳴男尊が高天原から追われ自分の非を改めようと諸国を巡業中のお話から鬼門(雄勝 雄勝町法印神楽保存会)、西の宮(桃生 神取給人町法印神楽保存会)、魔王攻(女川町 江島法印神楽保存会)、特別出演 岩戸開き(石巻 牡鹿神楽古実会子ども神楽)、笹結び(河北 後谷地法印神楽保存会)、産屋(河南 鹿又法印神楽保存会)、岩戸開き(北上 北上町女川法印神楽保存会)、白露(石巻 牡鹿神楽古実会)と古事記の世界に入ることができた。全て神ながらだ。