10月26日(金)坂の上の雲

 司馬遼太郎著書の小説「坂の上の雲」は、40代のほぼすべてを費やして完成させた作品で、松山出身の正岡子規、秋山好古・真之の兄弟を中心に多くの人物を登場させながら近代国家をめざす日本が描かれている。坂の上の雲ミュージアムには、日本における近代国家の形成を大きな時代の流れを司馬作品を通し凝縮させてあり、今を生きる私達に多くの示唆をしてくれる。昨日、訪れて歴史から学び未来に向け考える空間を体験できた。その中で、東京都の石原慎太郎知事が昨年4期目の当選を果たし突然辞任の記者会見で、新党を結成し国政への復帰することを明らかにした。知事の椅子を投げうち新党結成する理由は何だろうか。何が見え、何をめざすのか。
 愛媛の松山空港から伊丹空港を経由し仙台空港へ、この間「商店街はなぜ滅びるのか」新雅史(光文社新書)を読む。序章 商店街の可能性で「東日本大震災で最も訪れたのが宮城県石巻市」と記述され、商店街を社会・政治・経済史から探り感心させられた。雇用の安定と自営業の安定など歴史から真の対応をする必要がある。4時50分に水道企業団に着き、直ぐに、葬儀委員長として葬祭会館ほたるへ移動した。6時からは、松川家通夜、さまざまな話題から故人の決意も感じた。多くの方々に参列いただき、私の代わりに中央要望に出かけていただいた副議長を待ち、午後8時50分ほたるを後にした。坂の上の雲、市民にしっかりと夢と希望を与えられるように一層努力したい。

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