2月12日(火)雄勝硯寄贈式
8時に議会事務局から仙台市青葉区北山に位置する「金剛寳山輪王寺」に向かい10時から「仙台 輪王寺 被災“石巻 雄勝硯”寄贈式と“石巻 雄勝硯”を語る会に出席した。輪王寺は、1441年に開山し、1532年から伊達氏の躍進の時期と重なり、伊達氏の居城は、梁川・西山・米沢・会津・米沢・岩出山・仙台と変わりましたが、輪王寺もこれに従って転々とし、現在の仙台の地に移ったのは、十七世政宗の慶長七年(1602年)で雄勝硯は室町時代からつくられ古文書に出てくるのは元和年間(1615年~1624年)だ。
はじめに、輪王寺日置住職がこの出会いと「諸行無常」について輪王寺と雄勝硯の歴史的年代が重なることと、あらゆる命が繋がっており「いのちと心が廻る寺づくり」について挨拶した。続いて、私から「縁」雄勝硯の遠藤先生と以前からお世話になっていたその兄の遠藤光行先生、植物生態学者宮脇昭先生の講演を石巻専修大学で聞いたことで日置道隆導師にお会いしたいということを石巻伝統文化継承者PJ小野寺鉄也さんと全ての縁に感謝しながら一昨年の東日本大震災から命の大事さと自然の掟、偽物は消え本物が残ること歴史を大事に日置導師の「無」から全てが仏性で今の瞬間が大事ということをお話しした。次に、作家遠藤弘行先生から輪王寺日置導師に“石巻 雄勝硯”を寄贈、日置導師が硯をお供えし般若心経を唱え、遠藤光行先生が雄勝硯の歴史と評価について語っていただき写経とNPO法人みんな一書亀井勤代表の応援で墨を磨り書へ。別室で日置導師と懇談、震災直後より被災地で現地調査を行い、いち早く「いのちを守る森の防潮堤」の必要性を指摘、協議会の取り組みの契機となった宮脇昭横浜国立大学名誉教授の本「宮脇昭、果てなき闘い」一志治夫(集英社)と資料等をいただいた。大変意義な時間を頂戴した。
11時15分に輪王寺を離れ、午後1時半からは石巻地区広域行政事務組合全員協議会、2時からは第1回例例会を開会し会期は本日から15日までの4日間、はじめに行政報告で理事長から消防職員の非番日における使用者の交通死亡事故について報告、施政方針演説、提案理由の説明、議案説明、宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更、委員会提出議案の2件を即決し散会。
事務局に3時半過ぎ戻り整理市6時10分に飛翔閣、ライオンズクラブ国際協会332-C地区 第4R第2Z合同新年会に出席、石巻中央・女川・石巻東・石巻日和ライオンズクラブ、石巻ライオネスクラブでいろいろ御意見をいただき8時半に終了。