2月23日(土)立志式
朝起きると一面に雪、雪を掃き荻浜中学校体育館へ。平成24年度荻浜中学校立志式に出席した。2年生の生徒は3人、佐藤修一校長先生が式辞で女性登山家の田部井淳子さん(73歳)生き方を例にお話しした。続いて生徒代表として平塚桃香さんが東日本大震災で7名の仲間がいたが、転校を余儀なくされ3人に減ったことなど志を高く力強い言葉だった。続いて来賓紹介・祝詞の披露、私たちの決意を一人ひとり感じ1字表現し堂々と話した。「輝」(保育士になりたい)、「海」(漁師になりたい)、「救」(看護師になりたい)。記念講話は、洞源院小野崎秀道住職が「願いに生きる」をお話した。1947年生まれで石巻高校、駒沢大を卒業しタイに留学しその内容を紹介しサンスクリット語、パリナーマナを駆使しインド、スリランカ、ビルマ、ミャンマーなど回り、永平寺で修業、東日本大震災では、400人を受け入れた避難所として5ヶ月間活動した内容を紹介、感謝する心を忘れないように、お経で供養し元気に挨拶することから玄関の履物の整理も行われた。もらいっぱなしではなくお返ししたい「回向」。「大人」が誰かのために何かをする。旦那(ダーナ)は与える・贈る。人が生きている世界は四苦八苦の苦しみに耐える自由のない世界が「娑婆」でつらいことがあっても耐えていかなければならない・あきらめない忍耐と努力を培っていかなければならない。「念ずれば花開く」坂村真民さんの言葉で「念ずる」とはいつも心に思うことなので一粒のタネを蒔き、苗を育てる、願いが叶う。私は被災した保育所を建てる準備をしている。念ずれば叶うと。道元禅師も「花開ければ必ず真実を結ぶ」と言っている。
午後2時半からは、平成24年度生徒指導問題対策委員会に出席、本校の様子から石巻管内の中学校での生徒指導上の問題など報告を受け話し合われた。少ない人数で大きなパワーで活動してきた様子や携帯電話の使用など議論された。
午後3時半からは、平成24年度荻浜中学校学校関係者評価委員会(学校評議員会)が開催され、学校関係者評価、平成24年度全国学力・学習状況調査結果、教職員自己評価及び教育活動アンケート結果について報告があり質疑・意見交換の後、委員だけで学校関係評価について各項目話し合い評価票を纏めた。荻浜地域ならではの特色ある学校づくりで発信していただきたい。
立志、志は高く掲げ努力を怠らなくモチベーションを持続させたい。