3月12日(火)現場主義
8時半から三菱樹脂株式会社鈴木正道新規事業推進部課長代理さんとお会いした。水産加工業者への復旧への手伝いで協力できるような資材だった。その後、10時から総務企画委員会が開催され付託された案件について協議、電算問題など質疑があったが午後2時までで終了した。10時半にラジオ石巻鈴木孝也さんが来訪、副議長と共に「牡鹿半島は今 被災の浜、復興へ」の著書をいただいた。
11時過ぎに、谷復興副大臣が石巻市牡鹿地区視察のため来石するので給分浜へ移動し、市長、副議長ら関係者とお待ちし、防災集団移転事業と埋蔵文化財発掘調査について現場へ歩きながら説明、造成面積1.98ha、宅地面積0.85ha(戸建住宅17戸×100坪、公営住宅8戸×59坪・5戸×67坪・1戸×80坪)、中沢遺跡、古代ー縄文時代の住居跡など発掘作業の方々にも様子を伺っていた。次に、十八成浜、防災集団移転促進事業、造成面積2.73ha、宅地面積0.95ha、住宅戸数38戸(戸建住宅7戸×100坪、公営住宅7戸×100坪・12戸×59坪・18戸×67坪・1戸×80坪)、津波によって流失した砂浜(海水浴場)の再生を視察、かつての賑わいのあった海水浴場と民宿やカタール基金でビーチを再生しようとしたことなどお話した。迂回道路費用は20億円。
移動し午後1時過ぎに昼食をとり、鮎川浜の防災集団促進事業、全体で149戸×100坪、開発面積9.6ha、総宅地面積4.9haで鮎川清崎団地58戸、鮎川浜東団地91戸、鮎川浜の被災跡地のまちづくり(土地利用及び配置、商業観光ゾーンなど。浜でワカメ作業を行っている方々に声を掛け船で金華山へ。べた凪で10分ほどで金華山港は整備の途中だ。谷復興副大臣は宮司さんが車を用意してくれていたが歩いて神社まで参道を歩きながら説明。法面や道路そのものがまだまだ抜本的な改修工事が必要だ。境内も震災後の9月の大雨で被災、神社で参拝し社務所へ。宮司さんと意見交換した。徹底的な現場主義は歓迎、谷復興副大臣のやる気が伝わってくる。何事も重要なことだ。4時過ぎ鮎川港に戻ると岡田総合支所長はじめ委員会が終了し出迎えていただいた。各地区の思いにこたえるためにも現場主義は重要だ。