4月28日(日)知行合一

 片づけの際、二宮尊徳について私が書き込んだノートを見つけた。「徳」について、 儒教の「徳」 すなわち『仁・義・礼・智・信』五徳や『孝・悌・忠』の実践として表される。二宮翁は、江戸時代後期の農政家・思想家で、私が小学校時代には校庭の片隅に薪を背負い大学を読んでいる銅像があった。「報徳の精神」を唱えて「報徳仕法」と呼ばれる農村復興政策を指導した。 中でも、「知行合一」(知識と行動が一致する様)を実践し、農民達や藩士に道徳、それにもとずいた社会を構築し、豊かな実りと心の芳醇をもたらした常に実践を行っていた。漁協に勤務した時も、実践の開け暮れであり、それを担う事業が「指導事業」で青臭かったかもしれないが「教育」こそがツールだった。
 さて、親戚の宮城県議会議員である菅間議員や多くの方々が連休で我が家に訪ねていただいた。ありがたいことだ。二宮翁の「知行合一」を思い出し、初心に帰りしっかりと対応していきたい。

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