5月18日(土)地域
9時から平成25年度石巻市立荻浜小学校・荻浜中学校「小・中 合同大運動会」に出席した。テーマは『見せよ!!荻浜魂 ~13人の固い絆~』で、その名の通り、小学校が4人、中学校が9人。東日本大震災で人口流失に歯止めが掛からず児童・生徒の減少は顕著に表れている。市内の4分の3が本日の運動会開催で残りは来週のようだ。主人公の人数は、全国で1番少ないかもしれないが、眺められる空の青さと海の広さ、地域の方々の多さはピカ1だ。その中でも、元教育長の阿部宏先生・阿部和夫先生の教育長時代はへき地をしっかりと廻ってくれたが、教育長が全然廻って地域の方々と顔を合わせることがあっても良いのではないかという声が多く聞かれた。行政だけでなく教育もリーダーが現場主義をとっていないということか?
地域の方々と一緒に玉入れなどのプログラムに参加、少なくはなったが、地域の温かさを感じることができた。運動会が開催された荻浜中学校校庭、かつてここが荻浜小学校だった頃、今、中庭となっているところに仮設の荻浜公民館が建てられ、小学生時代広いと思っていたが実に狭い。しかし、鯉や金魚を飼っていた脇に二宮金次郎像が今も見えにくいところに立っていて嬉しくなった。
午後からは、亀山家葬儀委員長として蛤の自宅へ弔問し午後3時から石巻斎場での火葬へ。2時48分に導師様の読経中に突然の大きな地震、震度5強だった。取骨までの間、地域の方々と懇談、進まない高台移転と整備に関する思いや人口流失を止める策など、良いお話ができた。地域は本当にいいもんだ。