5月22日(水)船のロマン

 慶長遣欧使節出帆400年記念事業の石巻地域イベント実行委員会発足の記念事業の記事を見て驚いた。今年、2013年は、慶長遣欧使節船「サン・ファン・バウティスタ号」が1613年(慶長18年)10月28日に支倉常長ら一行を乗せ、ヨーロッパに向け石巻月浦を出帆してから400年の節目を迎える。また、出帆する2年前の1611年には三陸地震が発生しており、その大津波(慶長三陸地震津波)により三陸沿岸一帯は大きな被害を受けたが、震災からの復旧に取り組む中、「サン・ファン・バウティスタ号」を建造し、震災の発生からわずか2年後に慶長遣欧使節をヨーロッパに派遣したという事実が、今クローズアップされている。400年の節目を機に慶長遣欧使節が果たした役割を現代的な視点から改めて評価するとともに、その意義を国内外へ広く発信し、若い世代、未来へと引き継いでいくため、関係団体が連携・協力して記念の事業を行うことは素晴らしいことだ。
 しかし、カキ料理を出し国際交流だけではなく、1963年(昭和38年)の350年祭の時は、当時の千葉市長をはじめ出版の地である月浦で地元住民を交え、国際交流を行い、市民と共に喜びを分かち合った。議会を含め議論もさせていただいただけに残念で、笹野副市長に提言させていただいた。
 その後、登米市迫で整骨院とデーサービズを行っている青年の船でお世話になった寺澤さんと合流し昼食を一緒にいろいろ懇談。
 船はロマンだし、下船してから本当の活動が始まる。昨日も渡辺前丸森町長からメールと世界一幸せの町通信をいただいた。本当に仲間は、良いもんだ。夕方、登記関係をお願いして、高台移転への懇談。

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