7月31日(水)和(わ)

 日本経済新聞44面に『筆を用いた柔軟な美「和様の書」展』が掲載、パソコンやスマートフォンを使い慣れた今の時代、筆を使った書の芸術について、中国風の「唐様」に対して大和風「和様」を取り上げていた。藤原行成「白氏詩巻」、藤原定実「古今和歌集 序(巻子本)」の写真と日本独自の書風「三跡」である小野道風、藤原佐理、藤原行成へ。その隣に日本の数学・和算とそろばん教育の祖毛利重能について掲載、和の素晴らしさが伝わる。
 さて、和太鼓の音が聞こえる。第90回石巻川開き祭りが開幕した。明日までの2日間で行われる祭りの初日は、祭典(住吉公園からはじまり漁港祭、川村孫兵衛翁報恩祭、川村孫兵衛翁墓前供養祭、縄張神社祭、東日本大震災供養祭、流燈)、陸上は、縄張神社奉納大縄引き大会(日本製紙石巻工場が優勝)、屋台が軒を連ねるお祭り広場では、石巻好文館高校チアリーディング「ピーナッツ」など華やかな演技や千石船の会パレードなど繰り広げられた。
 市役所、新宅祝、葬儀告別式に時間を気にしながら移動した。娘のバースディーを行った。明日も各種イベントが用意されているので雨は遠慮したい。午前9時半から第2回高校生Performance Festivalに出席する。石巻市の中心部である中央1丁目の町内会は、東日本大震災により甚大な被害を受け、震災後は居住者が激減し、街の空洞化の著しい地域である。「街」としての活気を取り戻すため昨年度に引き続き、石巻市の最大のイベントである「川開き祭り」に合わせ、第2回高校生 Performance Festivalを開催する。大変楽しみだ。まさに和とのコラボだ。和は素晴らしい。

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