8月14日(水)古人今人若流水
日本経済新聞34面に「A級戦犯の寄せ書き発見」が掲載されていた。第2次大戦の極東臭い軍事裁判(東京裁判)で起訴され巣鴨プリズンに収容されていた東条英機元首相らA級戦犯20数人が1946年秋看守に日系人米兵に贈った寄せ書きが12日までに米西部カリフォルニア州にある米兵の娘の自宅から見つかったという。東条元首相は名前に加え「古人今人若流水」と達筆な毛筆で書かれている。「昔の人も今を生きるわれわれも、流れる水のようなもの」という意味の中国の詩人李白の詩から取ったみられる。広田弘毅元首相は「万邦協和」だ。「永遠の0」を読んでから特に目につく。また、同紙35面に「戦禍弔い5000キロ」の慰霊碑訪問の話題だ。
朝から、夕方までお盆のため焼香に来ていただいたお客さんの対応に追われる。特に、東日本大震災からの復興など励ましのエールをいただいた。終戦後、民主主義の美名のもとに教育が荒廃し、責任を転嫁したり、利己主義が堂々と罷り通り凶悪な事件が後を絶たない。特に、地元で40年前に住んでいた恩師も焼香にきていただき話に花が咲いた。流れる水のようだとは上手く引用した。
夜、同紙の「特養 入所基準厳しくー要介護3以上にー」に財政問題も含め介護給付費が伸びている抑制としての制限は、短絡的な対応ではないか。流れる水の如く、メリハリをしっかりとすべきだ。