10月3日(木)伝統
各マスコミは、神宮式年遷宮のクライマックスを取り上げている。伊勢神宮において行われる式年遷宮は、原則として20年ごとに、皇大神宮・豊受大神宮の二つの正宮の正殿、14の別宮の全ての社殿を造り替えて神座を遷す。このとき、宝殿外幣殿、鳥居、御垣、御饌殿など計65棟の殿舎のほか、装束・神宝、宇治橋なども造り替えられる。何と、記録によれば神宮式年遷宮は、飛鳥時代の天武天皇が定め、持統天皇の治世の690年(持統天皇4年)に第1回が行われた。その後、戦国時代の120年以上に及ぶ中断や幾度かの延期などはあったものの、1993年(平成5年)の第61回式年遷宮まで、およそ1300年にわたって行われている。2005年から第62回式年遷宮の各行事が進行中で、2009年(平成21年)に主要な行事である内宮に係る「宇治渡始式」が斎行され、そして今年の正遷宮(神体の渡御)となった。早々にお参りをしたい。
さて、8月のトップセミナー以来、ワクワク活動が続き思いが叶う。前輪がパンクするアクシデントがあったが、偶然に教えていただき大時に至らず無事に転ずることができた。夜は、復興や水産漁港の問題など懇談した。次世代に繋ぐ伝統的な行事や歴史観など伝える重要さを再認識した。