10月28日(月)温かさ

 8時過ぎに、宮城県漁協石巻市東部支所に向かうと石巻市立東浜小学校前で通行止めのため鹿立経由の遠回りとなった。それでも、お世話になった元石巻市東部漁協組合長だった平塚政助さんが散歩していてお話させていただき「健康に十分留意するように」と御心配いただき感謝、支所で頼まれていた件や第12回いしのまきかき祭りの件等をお話し後にした。今日は、400年前にサン・ファン・バウティスタ号が月浦を出帆した日だ。昨日の前夜祭といい、地元はカヤの外、400年前に伊達政宗の命を受けて支倉常長らの慶長遣欧使節団が出帆した月浦には支倉の銅像があるが寂しそうだ。
 10時に石巻復興支援ネットワークの兼子代表と待ち合わせし、石巻市立荻浜小学校に行く。校長室に案内されると既に、日本スペイン交流400周年開幕記念音楽会の公式テーマ音楽を作曲したピアニスト、川上ミネさん・マネージャーの森山尚子さん、Charc liveのRafael Pe’rez Castellsさん、梅澤恵理子さんが着いていた。その後、支倉常長の子孫支倉紀正さんと奥様、言の葉アーティスト渡辺祥子さんもお出でいただき、4人の児童と先生方も含め演奏会が開かれた。「月浦」「まつり」など出帆からのドラマで音楽は絵を描くようにと弾き始めたが、感動と目からウロコでウルウルだった。本当に温かさを味わった。正午過ぎまで校長室でも懇談し「さあ、やるぞ!」と言う思いでいっぱいだ。
 午後からはITやお世話になっているところでキムチをいただいた。温かさが伝わる。本物、地場の思いこそが成果を出す。

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