11月23日(土)背負うもの
震災で中断していた「石巻かき祭り」が、3年ぶりに復活開催のため、午前7時半に石巻市総合運動公園に集合し準備作業、8時過ぎから震災後3年ぶりに開かれるとあってお客様が来場し始めた。「第10回の時はねセットで買ったのよ。どれくらい復旧・復興したの?」など御心配やらエールをいただいていることに感謝。初の石巻市総合運動公園が会場となってサンファンとは違うが駐車場もオッケーで約30出店が並びイベント会場近くの漁協の青年部や女性部による焼きがきや、殻つきのかきを販売するブースなどは販売前から行列ができるあっという間に完売の人気ぶりだった。さらに、各コーナーの店舗をベガルタ仙台レディースがお手伝いし、メジャーリーガーの岩隈投手も応援に駆け付けてくれ、9時30分からの開会セレモニーから渡波獅子風流(獅子風流保存会)、はねっこ踊り(石巻遊美会)、木曽川鵜飼実演(愛知県犬山市)、浜っ子太鼓(石巻市立荻浜小学校)、獅子風流(石巻市立東浜小学校)に加えMLB岩隈選手トークショー、よしもとバルーン芸人(よしもとクリエイティブエンシー)、サッカー教室(ベガルタ仙台レディース)など賑わった。
午後からは先に御案内いただいていた豊里柔道クラブ創立40周年記念「山下泰裕氏講演会」と「懇親会」のためサンシャイン佐沼に異動した。山下 泰裕 氏は、1957年6月1日に熊本県上益城郡山都町出身で28歳の引退まで203連勝(引き分け含む)、また対外国人選手には生涯無敗(116勝無敗3引き分け)という大記録を打ち立てた。「一人では何もできない。一人が何もしないとできない」「成長すのは、逃げない人間だけである」「子ども達が夢を持たない」教育から新たな社会という道場での活躍を行っている。懇親会も有意義な時間を過ごした。山下氏は勝ち負けよりオリンピックに出てセンターポールに日の丸を掲揚し君が代を歌いたと東京オリンピックを見て夢を抱いていたという。背負うものが大事だ。