12月16日(月)植樹の共生
8時半に集合し、輪王寺に向かった。三陸道は週初めのためか大変混んでいた。10時の開会に少々遅れたが、「いのちを守る森の防潮堤 推進東北協議会」役員会に出席した。気仙沼の事例や来年度の推進計画など協議した。また、12月4日に安倍晋三首相夫人の昭恵さんが、自民党環境部会シンポジウムで東日本大震災の被災地での防潮堤建設を見直すべきだとの考えを示したことについて紹介があった。行政は机上で判断することが多いが、安倍昭恵さんは、現地に足を運んだ経験を踏まえ「行政に声が届かないところで反対意見がたくさんある。景観が崩れて、住みたくないと言っている人もいる」と指摘したが、現場主義の違いが如実に表れている。さらに、「震災から2年半以上がたち、被災者の思いは変わっている。政治への不信感が広がらないように考え直したい」と訴えたことは、大きい。
午後からは、石巻支部で石巻復興について協議、行政書類関係の処理について整理し、夜は、菩提樹渡波で高橋家通夜に参列した。復興への話題も多かった。