12月18日(水)かつお

 4時から石巻市初の漁業集落防災機能強化事業(漁集事業)に係る説明会が地元小積浜集会所で開催され出席した。石巻市長名で開催案内を受けていたが、危険区域域設定の話し合いだけで、2年9カ月が過ぎて初めての会議ということもあり不満も多い。この地区の聞き取りや、どう描いているのか整合性も見えず信頼関係も不満だらけだった。
 さて、午前中は、井内地区で懇談、いろいろご指導をいただいた。来年の市議選に、井内地区は議長経験者は2名に加え新たに手を挙げているのは2名など新旧交代をはじめいろいろな課題など伺うことができた。
 午後からはさくら会で今年最後の思いを懇談した。いろいろな課題について真に市民生活について活動できる人を選びたいと思う気持ちは痛いほど理解できる。夕方、漁業関係者とグループ補助などいろいろ思いを伺った。思いは伺える。夜は、懇談後、一献しNHKかつおを視聴した。元漁師の役である大友康平は、家族にも浜の仲間にも愛され“かつお”の愛称で呼ばれていた。泳ぎ続けていないと呼吸ができないカツオと同じようにいつも全力疾走で前向きに生きていたからだ。快活な笑顔のかげで、大友は厳しい現実を抱えていた。妻・幸江は震災で行方不明になっている。息子の裕樹と娘を残しては死ねないと、沖に出ることをあきらめ、慣れない建設現場で働いていた。地元ロケだげに思いも一層だ。いろいろ懇談させていただき、かつおのようにただひたすらに愚直に走り、活動を続けたい。

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