12月19日(木)雨ニモマケズ 風ニモマケズ

 東京株式市場では、1ドル=104円台の円安・ドル高を好感して買いが優勢だった。日経平均株価の終値は前日比271円42銭高の1万5859円22銭と大幅に3日続伸。3日に付けた今年の最高値を上回り、2007年12月12日(終値1万5932円26銭)以来、6年ぶりの高値だ。一方、石原知事の後継として颯爽と当選した猪瀬東京都知事だが、政治の世界は一寸先が闇の如く、午前中に緊急の記者会見を開き、「私の借入金問題で説明責任を果たすべく努力をしてきたつもりだが、疑念を払拭できず、みずから都知事の職を退くよりほかないと決断した」と述べ、辞職する考えを明らかにした。
 さて、桃生、河南と懇談し、市内中心部で長々と伺うチャンスがあった。何とも復興の美名の下で大分不満や事件が渦巻いていることに改めて驚くと同時にチェック機能の不甲斐無さを指摘される。本日の河北新報の河北春秋『<雨ニモマケズ 風ニモマケズ(中略)東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ>。85歳で死去した石巻市寄磯診療所長、富永忠弘さんは宮沢賢治の詩を地で行く生涯だった▼地域医療などといかつい言葉のなかった1990年代、牡鹿半島漁村への赴任を買って出る。その前は仙台オープン病院長。「大病院長が何もそこまで」と首をかしげられた。68歳だった』と寄磯診療所長の故富永忠弘さんの生涯が書かれていたが、かくありたいものだ。荻浜中学校で午後2時10分から授業参観、その後、第2回学校評議員会に出席した。9名となった生徒達について協議し4時過ぎまで話し合いだった。富永先生のように大志を抱いて欲しい。終了後、市内に戻った。雨ニモマケズ 風ニモマケズだ。

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