12月22日(日)冬至

 早いもので冬至だ。今日が1番、昼が短く明日から昼の時間が次第に長くなっていき、易経では「一陽来復」とも言うそうだ。弱まっていた太陽の力が再び勢いを増していくことから新年が来るという意味の他に、悪いことが続いた後に幸運に向かうという意味がある。10時半から石巻合同庁舎で第8回大川小学校事故検証委員会が開催され傍聴した。第三者委員会は、学校側の行動について分析した結果を明らかにし、教職員全体で津波に対する危機感を共有できず避難の意思決定が遅れたことが被害の拡大につながったなどと指摘、問題は学校管理化と行政の広報などによるものであると室崎委員長が発言した。午後1時20分から再開し2時45分から遺族との意見交換だが、委員や調査委員がなぜ居ないのか、室崎委員長は前回と整合性のない苦しい答弁に始終していた。さらに大橋委員の欠席はどうしたことか。全く会議冒頭で変更や欠席を説明するなど配慮に欠けている。事実確認も教育長不在や議会の議決についても正確性に欠けていたので発言した。その後、A職員(教務主任)の証言により教頭や本部機能、校長の行動など質問されたが委員長が良く分からないと発言したのでブッキングしていたもう一つの会場に向かった。
 渡波公民館に移動しドリプラ支援会に合流した。そもそもドリプラの目指す社会は、すべての人が夢を語る社会に向けて、開催されている。子ども達の夢は素晴らしく、それをしっかり引き出すことも重要だ。支援会は『プレゼンテーションと事業計画書の作成を通して、夢を叶えられる自立型人材になること』だ。菊池会長の「自分が子ども達のために今何ができるのか、スタッフは応援し仲間を集めながら一つ一つ乗り越えていく、真の仲間と出会う場、仲間をつくれる人間になっていく場」と言っていた。まさに、結びの挨拶で私が言い、終了後のスタッフ会議で強く感じた。
 易経「一陽来複」のように幸運に向かうということになればという思いだ。
 

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