12月23日(月)天皇誕生日

 皇居では、天皇陛下の80歳、傘寿の誕生日を祝う一般参賀が行われた。報道によれば、天皇陛下のおことばの中で今年を振り返り、「東日本大震災の復興が、いまだその途上にあるなかで、ことしは大きな台風が大島を襲い、また、少なからぬ地方が風水害の被害に苦しみました」と、そして、「これからも被災者のことを思いつつ、国民皆の幸せを願って過ごしていくつもりです。きたる年が、皆さんにとり、よい年であるよう祈っています」と述べられた。以前、懇談した竹田先生のお話のように国民の幸せを祈っていただいていることに感謝だ。
 さて、東日本大震災で被災し妹と甥っ子二人が犠牲となっていた義弟の家が新築されお祝いに妻と母、従姉と伺った。かつて長面湾のすぐ近くにあったが内陸部の桃生に移った。はじめに玄関から仏壇のある部屋へ行き御線香で合掌した。真新しい仏壇の前に楽しい時間を過ごしている時の妹と甥っ子の3人で写っている写真が置いてあった。込み上げてくる感情を抑えることは容易ではなかった。神棚沿いに遺影が並んであった・・・・。
 各部屋を案内していただき同じ長面に住んでいた親戚と一緒になり復興の遅れや課題などを伺った。80歳の誕生を迎えた天皇陛下の被災者のことに配慮していただいている事に改めて感謝でいっぱいだ。

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