1月20日(月)自然体系

 24節気「大寒」だが、久しぶりに暖かな朝だ。致知出版おかみさん便りのメールで
「天地の和して一輪福寿草
 咲くやこの花いく世ふるとも」 を頂いた。
春を告げる花として、また花の少ない寒い季節に咲く一輪の花を二宮尊徳は道歌の中で「天地和楽のシンボル」として子々孫々の繁栄を象徴するめでたい花として詠まれている。自然の教えをどのように受け止め、後世に伝えていくか・・・先人の言葉が光る。
 先週の勉強会を受けて、10時から「いのちを守る森の防潮堤」のキャラバンin石巻について、市内の各会を代表するメンバーと会議を泉町で開催した。東日本大震災の被災地で進む巨大防潮堤の建設について、自民党内から「沿岸がコンクリートだらけになり、観光に悪影響がある」などと計画の見直しを求める声が出始めた。公共事業拡大路線の自民党では異例だ。この動きを受け財務省も、建設計画を練り直す時間を確保できるように、復興予算が使える期間を延長することも検討されている。石巻市における課題、渡波地区、南浜町地区、沿岸地区など対応、生態系から見た課題、気仙沼地区・海外の事例を東北学院大学千葉一先生からパワーポイントで説明があり有意義な学習時間を持てた。
 自然の教えをどのうように受け止め、生かしていくかメールの如く私たちの大きな課題だ。

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