1月26日(日)左馬

 山形県滞在3日目、「吹けば飛ぶような将棋の駒に♪」、天童市に行く。我が家にもある「馬」の字が逆さに書かれている「左馬」(ひだりうま)があった。天童で生まれた天童独自の将棋駒は、家を新築した方や商売を始めた方への贈り物として重宝されています。なぜかと言えば、左馬は「馬」の字が逆さに書いてあり、「うま」を逆から読むと「まう」と読め、音は、昔からめでたい席で踊られる「舞い」を思い起こさせるため、「左馬」は福を招く縁起のよい駒とされている。また、
「馬」の字の下の部分が財布のきんちゃくの形に似ています。きんちゃくは口がよく締まって入れたお金が逃げていかないため、古来から富のシンボルとされている。 馬は人がひいていくものですが、その馬が逆になっているため、普通とは逆に馬が人をひいてくる(=招き入れる)ということから商売繁盛に繋がるとされている。 馬は左側から乗るもので、右側から乗ると落ちてしまう。そのようなことから、左馬を持つ人は競馬に強いといわれている、からだ。早く大震災から復興したいものだ。
 午後4時からは石巻に戻り、とり文でエンタープライズ真野25周年新年会に出席した。25周年の関係式典で1時間、乾杯後、様々な企画で楽しませていただいた。私は、挨拶・乾杯の音頭で左馬についてお話した。和気藹々であっという間の3時間だった。

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