2月21日(金)言葉

 日本経済新聞の春秋『「放した馬は捕まえられるが、放した言葉は捕まらない」「百歳の人はいないが千年の言葉はある」。モンゴルの格言である。物に執着しない人々は、その代わり言葉を大切にするという。言葉とは、心の記憶であり想念であろう。見習うべきかもしれない。』と。言葉の重みは、古くから言霊と言われたり凄い。とりわけ、古事記を読んでいると一層感じる。
 さて、ソチオリンピックのフィギュアスケート、女子シングルでエースの浅田真央選手は、前日のショートプログラムでは16位で不本意だったが、今朝のフリーでは自己ベストを更新する会心の演技をみせて6位に入りる最高の出来だった。それに対して、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は20日、福岡市での講演で、ソチ五輪・フィギュアスケート団体について「負けると分かっていた。浅田真央選手を出して恥をかかせることはなかった」と述べた。さらに女子ショートプログラム(SP)で16位だった浅田選手を「見事にひっくり返った。あの子、大事なときには必ず転ぶ」と評したことへの批判は失言では2020年の東京五輪が心配だ。
 午後から待ち合わせし、市役所で合流、エリア放送について説明した。昨日とその時も感じたことは言葉の重みだ。また、瞬間湯沸かし器と称されたり、軽んじた言葉についてだ。明日は、息子の結婚披露宴、親が手本を示すべきか。

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