3月8日(土)乖離する思い

 石巻市立荻浜中学校卒業式に出席した。卒業生は、東日本大震災時は、小学6年生だった。大混乱の中、2週間遅れの入学式、まさに3年間の学校生活は東日本大震災からの復興の歩みとしっかりと重なる。荻浜中学校は、入学時には7名の入学生だったが生活再建等で内陸部等に拠点を移したなど本日は3名の卒業生だ。卒業生3人の名前が読み上げられ、一人一人に卒業証書が手渡された後、佐藤校長先生から「自分の可能性を信じ挑戦し続けることと感謝すること」を華向けの言葉として式辞、末永父母教師会長は「復興が進まず、復興の担い手として故郷を忘れず」の言葉を贈った。卒業生代表の平塚桃香さんが答辞で「未曽有の大震災の中、開校30周や3校合同文化祭などを行い、ふるさとの大半が被災を受けたがたくましく歩んでいきたい」と述べ涙を拭いていた。
 終了後、お昼には侍浜で牡鹿漁師学校で来ていたつくば大学の福屋先生、生徒達と合流し4月4日から第2回目の牡鹿漁師学校について伺った。午後からはカフェ・ヌーンで「つるしひな展」を見学しコーヒータイム、3時からは石巻グランドホテルでライオンズクラブ国際協会332-c地区第4R第1Z「石巻めぐみ野ライオンズクラブ認証伝達式に出席、4時40分からは同祝賀会で石川会長、亀山市長、浅野会頭が御挨拶し懇親、復興が徐々に進む中、秋には実感できると挨拶したが午前中の挨拶とは乖離していた。
 5時半からは石葬会館で石母田家通夜、6時過ぎからは菩提樹石巻で杉山家通夜へ弔問した。8時半に自宅に戻り、息子達と合流し一献。

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