3月7日(金)友引

 仮設住宅「仮設大森第3団地」で一部の住宅に県の基準値を超える傾斜が確認された問題で、市が実施した住民の意向調査で回答世帯の6割は移転を望んでいないことが地元紙に報道されていた。本紙の方では先月末に分かったとしていたが地元紙は6日となっていた。いづれ住民との乖離が大きすぎる。乖離といえば、せめぎあい常任委員会など如実に表れていると何人かの方々から連絡をいただく。総務企画委員会の原発問題、環境教育委員会の火葬場指定管理者から震災時の棺桶の発注、保健福祉委員会の緊急雇用(福祉)、そして、本日の産業建設委員会では市長が協定書をIBMと結んでいた緊急雇用について職員も質問の意図がわからず与党と呼ばれる議員が何時間も審議に費やしていたと。百条委員会時と打って変わった質疑だったという。
 今日は、「友引」だ。中国では「ゆういん」と読み勝ち負けのない日(初めに先勝、後に先負のため)という意味だそうだが、我が国は、「ともびき」と読み不祝儀などではともにひくということで嫌われる。まさに、ともびき状態であるので5月の市議選を考えて下さいと井内や泉町などの支援者から声を掛けられた。ありがたいことである一方、5月の選挙ためのパフォーマンスではなく真の復旧加速のため一丸となるべきだ。来週、火曜日は大震災3年を迎える。市民や被災者の不安、不満は大きくなっている。ゆういん、勝ち負けではなく復興に全力を!

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