3月6日(木)せめぎあい
朝から雪が降り出し、その後風となり大時化だ。河北新報に『被災3県 廃業漁業者2492世帯』という見出しで農林水産省が昨日発表した内容が記事になっていた。漁港復旧も33%止まり、高齢化、後継者不足、自治体の産業基盤復興や生活再建支援など時間が掛かりすぎている現状が如実に数字として表れている。今こそ、透明性のある短期・中期・長期に分けしっかりと対応する必要がある。
5月に石巻市議会選挙もあり4日から始まった委員会での審査もいろいろ耳を疑うことも続出だ。障がい者雇用の公募もしないでの選定や委員会で話題になっている自治システムへのコンサル委託料は短期でやるべきは牡鹿、雄勝、北上地区である。聞くところによると山下、桃生地区となっていることや雇用創出関係では議員に関係する2社が入っているなど藪を突いて蛇を出している状態である伺う。さらに福祉関係では当局を議員が責めていたが、その議員の会社の従業員も関係しているなどと関係者から聞く。本末転倒だ。今こそ、一致団結すべしだ。環境教育委員会での石巻小学校と門脇小学校の統合が発表されていた。市立病院建設のため駅前しみん広場が使用できず公用車は北鰐山墓地の一部を使用するという。復興への行政の効率化を含め市立病院の位置変更も市民から要望として強くなってきている。宮城県石巻合同庁舎が蛇田へ移転することも踏まえ、しっかりとしたグランドデザインの議論が必要だ。