3月10日(月)呼応

 夜8時過ぎに帰宅する際、荻浜の宮城新昌さんのかき顕彰碑前が竹燈籠の温かな灯りで包まれていた。時折、粉雪が降る中、何とも心温まる。自宅に着き、ニュースを見ると『理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」について、共同研究者の山梨大学教授が10日、NHKのインタビューに答え「研究データに重大な問題が見つかり、STAP細胞が存在するのか確信がなくなった」として論文の取り下げに同意するようほかの著者に呼びかけたことを明らかにした』と報道されていた。この「STAP細胞」は、神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが作製に成功したと科学雑誌「ネイチャー」に発表し、新たな万能細胞として注目を集めてリケジョなど話題となっていただけに、「確信がなくなった」は非常に残念だ。
 さて、大安ということもあってお世話いただいたところに「内祝」の御挨拶し、市役所へ行き色々な課題等を伺ったが、疲労感を漂わせていた。その後、予約していた愛車のリコール処理など大変忙しかった。昼過ぎにイトーヨーカ堂あけぼの店に行くと「復興ものまね歌謡バラエティーショー」で大勢の方々集まってた。知っている方々とお会いした。その中で、大川小学校の遺族の祖父母さんが「学校は津波を予見できたのに子どもたちを安全な場所に避難させなかった」などとして石巻市と宮城県に損害賠償を求める訴えを仙台地方裁判所に訴状を提出しにいきましたと。
 思いはいろいろとある。夜まで連続で懇談、市議選の新人の話題や最高裁棄却の建設会社のその後の対応はなど多岐にわたった。明日で3年・…竹燈籠の灯りが目に浮かぶ。

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