3月15日(土)おんなの井戸端会議Ⅱ
朝、仙台から電話をいただいた。昨日の朝日新聞3月14日付34面(社会面)掲載記の「がれき処理経費、業者が詐欺容疑」について宮城県警が今月初めに、東日本大震災で発生したがれき処理をめぐり、石巻市に架空請求をした建設会社を「詐欺」の疑いで家宅捜索したことが判明した記事についてだ。24年4月5日付「週刊文春」補助金ちょろまかしとして不正の事実を指摘され、建設社長は認めて「誤請求」として480万円を市に返還した。しかし、見つかって返還しただけでオッケーか。さらに私自身も調査したら写真のトリミングや使い回し、さらに私の地元には一度も来ていなのに請求されていた。百条委員会を24年5月に設置しようとすると110条委員会で良いと修正案まで出たが否決され百条委員会が設置された。はこの480万に限定してのみ調査された。委員会で告発状が採択され9月議会で議決し私が議長として告発した。大事な税金を預かる行政は疑わしい時は告発し、司直で白黒つけることが定石だったが、市長は詐欺罪が成立しないと告発を見送っていた。民事での訴えが最高裁で棄却されいよいよという内容の電話だった。本音で定石通りの行動であれば意外に早かったかもしれない。
さて、午後1時半からは、アイトピアホールで石巻を考える女性の会主催の「おんなの井戸端会議Ⅱ」に出席した。三浦ひかる 会長が御挨拶し、来賓として市長代理復興政策部堀内次長、石巻市議会阿部議長が挨拶した。パネリストは山田はるひ(石巻高等学校2年生)、松村淳子(Ishinomaki2.0)、吉田和美(にこにこフェスティバル実行委員長)、川村久美(いしのまき環境ネット事務局長)、三國裕子(いしのまき市民劇団夢まき座顧問)、斎藤敏子(観光ボランティア協会長)の6人、木村美保子コーディネーターが「10代から70代までのパネリストと私50代で各層から」と進行方法を説明、はじめに石巻はどんな街?山田(可能性のある街、アクションを若者が興すと支える大人がいる)、松村(おもしろい街、よそ者が活動する隙間のある街)、吉田(住みづらい、子育てしにくい、遊ばせる場所コミュニティが見いだせない)と発言、会場から「子どもセンターに行ったことがありますか」など活発な本音トーク。次に、この街に住み続けている理由は?河村(仲間や友人たちとの繋がり)、三國(ふるさと 震災後はみんなから愛されている街)、斎藤(登米市出身だが、歳を重ね人のつながりが出来、住みやすくなった)、復興に当たって何が必要か?女性が活躍しやすい街か?女性がリーダーになるための傷害?理想の女性リーダー像などパネリストと会場からの意見交換がホンネで行われ最後に、木村コーディネーターから「一人ひとりの女性が輝き元気の元となるキーワードがいくつか出てきました、元気な街を構築して行きましょうと結んだ。本音で活動することは大事だ。