3月31日(月)年度末
死刑が確定して48年間勾留されたあとに再審が認めら3月27日に釈放された袴田巌さんについて、静岡地方検察庁は再審の取り消しを求める即時抗告した。3月28日には、袴田さんの支援をしている超党派の有志の議員連盟が法務省に対し、検察が決定の取り消しを求める即時抗告を断念するよう申し入ていた。再審を認めた静岡地裁で「袴田事件」の再審請求審を担当した裁判長は、死刑が確定していた袴田巌さんをまずは釈放するよう命じた。『いわく「これ以上、拘置を続けるのは耐え難いほど正義に反する」。こんなにも憤怒のにじみ出た司法の言葉を知らない。』(日本経済新聞春秋)
さて、震災で家を失った人の集団移転、石巻市で初めての宅地の抽選会が開かれた。石巻市は震災で住まいを失い自力で住宅を再建する人向けの防災集団移転用の宅地1152世帯分を平成29年度までに市内の5つの地区で造成する。今回の抽せんは、来年度(26年度)と再来年度(27年度)に引き渡す453世帯のうち第1希望で複数の希望があった81区画だ。何とも長い対応なのかというお話を伺った。震災時65歳だった人は、最終年度であれば、71歳となりとても宅地を希望できなかったと。お昼から、各相談対応で考えられない事象が起きている。明日から新年度だ、希望の持てる環境を願いたい。
また、本日で退職する方々にこれまでの御礼と今後とも市政発展のために御尽力願いたい。まず、御苦労さまでした、ありがとうございました。