4月12日(土)土地柄

 河北春秋に『振り込め詐欺の被害が最も少ないのは大阪だと言われる。なぜか。よく分からないものには金を出さないという金銭感覚が理由の一つ。妙な電話がかかってきても「そんな金ないわ、切るで」▼根掘り葉掘り突っ込みを入れる習癖も、被害軽減に役立っているらしい。「なんでやねん」「おかしいやろ」「ほんまかいな」。心理学者西田公昭さんの著書『だましの手口』によれば、ふだんから突っ込みの練習をしておけば、いざという時に役立つ・…』ということだ。
 土地柄が突っ込みで回避できるとは大阪らしいと思った。各市議会市議選や本市市議選の事務所開きに呼ばれるが、土地柄が本当に良く出ている。二元代表制のなからの首長選挙、議員選挙いづれも身近で有権者の目が常にある。震災時の議会や首長への不満も良く耳にするが、叱咤激励は選んでいただいたものからすれば冥利に尽きる。突っ込みができないとか、この予算計上は「なんでやねん」、短期中期長期とトリアージが必要ではないかと改めて感じた。
 さて、朝から市内各地、午後からは事務所開き、夜は拡大役員会へ出席、土地柄をよくよく感じた。

コメントは受け付けていません