6月15日(日)資本論

 日本経済新聞の2面に「女性資本主義論」髙橋仁(幻冬舎)の広告が載っていたので、早速、購入し読んだ。市場は男性的に開拓するのではなく女性的に「育てる」時代へ移った。経済は「競争」では繁栄しない。第1章 綻びだした「おっさん資本主義」―今はもう動かないアダム・スミスの見えざる手(男たちの行き先は、もうどこにもない;おっさん資本主義の発端はどこにある? ほか)、第2章 男のフロンティア精神だけでは「経済が崩壊する」―萎えた経済の課題はどこにあるのか(不毛な企業戦士はいかにして生まれたか;資本主義の根源的な課題 ほか)、第3章 成熟社会に必要なのは「女性資本主義」―新しい信頼型経済への兆し(二刀流微笑みの国タイに学ぶ;ニューハーフを認める二刀流の豊かさ ほか)、第4章 経済のパラダイムシフトとこれからの企業経営―女性資本主義の生かし方(これからのリーダーは「女性的リーダー」要素を持て;消えゆく人種、愛されるよりも恐れられる存在 ほか)の4章構成で、なるほどとうなずける。奇しくも「父の日」だ。妻の義父と父にありがとう!の感謝を、優勝劣敗の社会の中で戦士として活動してきた父親の姿が思い出された。
 午後からは友人からのお誘いで、『たった5回!「勝つ番クランチ」で下半身がヤセる!』の著者である永井正之さんのトークを聞きDVD付きの本を購入した。夜は資料をづくり・・・・。

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