6月26日(木)あっぺとっぺ
宮城県東部振興事務所、石巻観光協会に行く。観光協会には米沢観光協会が来石、地元ボランティア方々とお会いし日ごろの活躍にエール、その際に市立病院はじめ駅前周辺整備はおかしいという声を伺った。また、地権者もいかりの声だった。市役所行き、議会事務局によると保健福祉委員会が開催されようとしていた。元同僚議員など懇談し議長室で安倍議長と懇談した。その際、私が議長時代に百条委員会を経て告発したガレキ処理の件で就任御挨拶で石巻警察署長にしっかりと行っていて結果を出すと明言いただいたと教えていただいた。ホッとするのもつかの間、委員会で石巻市立病院建設費検討経緯にうつり驚いた。積算根拠を説明できない。震災後9月に要望し翌年24年3月復興基本計画、同年3月16日地域医療対策特別委員会に説明、70億円(23年10月の事業計画書算出、想定面積18,000㎡)が今回、議会に報告もなく面積が5,932㎡増加となり面積増加による影響で34億円、資材高騰等で47%増の33億円が倍になった要因であるという。議長には「廊下や中間免震構造採用によるグレードアップのための増加面積」という副市長からの説明だったという。問題は、「基本設計」変更分の増床分34億円と47%の資材高騰での増加額33億円の合計67億円、当初の建設金額「70億円」と総合計137億円となった積算根拠の明細だ。議員からは、「気仙沼17%アップに比べて石巻47%アップはおかしい」と指摘され議論もあり、結局、詳細にわかる設計屋さんに聞くなどし再度説明資料を公表し6月30日再開することとなった。24年9月第2回定例会で継続審議となりしっかり対応するとされ周辺交通対策で理解したと継続審査から一転し可決した経緯を踏まえるとあまりにもあっぺとっぺな対応ではないか。経過の資料によれば本年5月22日財源目途が立たず議会上程が困難と明記されていたが、記者会会見で上程する運びとなった財源など矛盾点だらけだ。委員会で審査していただく以上、最高の提案をすべしだ。