8月25日(月)心一つ
昨夜、FBで連絡があった第三者委員会のあり方を香奈がえるシンポジウムの件が河北新報に記載されていた。昨日、仙台市で開催された学校で起きた事件や事故などを検証する第三者委員会のあり方について考えるシンポジウムについては、御案内を受けていたが出席できなかったので残念だった。シンポジウムは、いじめ問題の解決を目指すNPO法人による開催で、会場には約30人が集まった。震災の津波で石巻市立大川小学校に通っていた長女を亡くした只野さんが第三者委員会の調査について「真実を明らかにし、悲劇を繰り返さないために検証を求めてきた。しかし、委員会による関係者への調査は十分ではなく、なぜ、避難が遅れたのか、核心に迫れなかった」と指摘したと報道されていた。また、いじめで息子が自殺し、第三者委員会による調査を経験した神奈川県の遺族なども意見を述べ、学校や教育委員会などが、持っている情報をすべて明らかにし、遺族の立場になって調査する仕組みが求められるとNHKで放映された。まとめとして、シンポジウムを主催したNPOの小森美登里理事は「偏った情報では、第三者委員会は機能しない。関係者から情報を集め真実の究明を行うには、委員会に一定の調査権限を持たせることも必要だ」と話した。明日は、第2回公判が開かれる。遺族に寄りそった結果となるよう願ってやまない。
さて、広島市の土砂災害は、発生から6日目となり、52人の死亡が確認され、行方不明のおそれがある人が28人に上っている。キャンナスの山田さんからのメールで様子を伺いながら、支援物資などやりとり。今日も小雨で、長くつも役に立たず大変な状態の様子だ。凄いと思ったのは市役所と支援するNPOなどがスムーズに活動できていると。大変なのはマスコミ対策だとか。どうか被害が膨らまなようにと願うばかりだ。心一つが肝心だ。