9月16日(火)復興公営住宅

 友人から大漁旗を受け取り、蛇田へ行き課題について対応した。その後、NHKニュースで「仙台市は、震災で自宅を失った被災者が入居する災害公営住宅の本格的な募集を始めるのを前に初めての見学会」の開催について報道されていた。仙台市宮城野区の4階建ての集合住宅タイプの災害公営住宅だが、仙台市は、3200戸の災害公営住宅の入居者について、ことし11月から本格的な募集を始め、今年度中に決めることとなっている。石巻市の場合、市街地の整備計画戸数は3250戸、半島部750戸の4000戸だ。先の事前登録では、入居希望者が4920世帯(市街地4258世帯、半島部662世帯)で供給戸数を大きく上回っている。ここで大きなポイントが仮設住宅の入居対応とスピードだ。過日も、浜で再建しようと思ったが市街地で再建し浜に通うという切実な相談だ。
 夜、KHBのスーパーJチャンネルみやぎで、「被災地は今・住宅再建 100回目スペシャル」は衝撃的だった。岩沼市と石巻市北上町が取り上げられ、トップランナーの岩沼市は造成を終え8割が住宅再建していたが北上町は2012年決定し1年放置されスピードが無いことが地元小指しから離れて行くと訴えやっと造成を今月終え4件が移転を止めたという。住民と行政の歯車が合致しているか浮き彫りになった。まさに、課題がそのまま出た。オーバー部分を住宅不足対策として「みなし仮設住宅」を借り上げ公営住宅として活用する策など模索しているが、一時しのぎではない対応が不可欠だ。3年半、トップと最終ランナーは乖離する一方だ。

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