9月21日(日)和の心
目覚めが良く愛犬と5時半に地元小積浜墓地で御先祖様に合掌、昨日から秋彼岸の入りだ。8時過ぎには妻の方の石巻霊園で合掌。
さて、昨日の教育勅語のように大政奉還、明治時代の背景に関心、本屋で早速、興味のあった浅田次郎著書「五郎治殿御始末」の一編の 「柘榴坂の仇討」(新潮社)を購入してあっと言う間に読んだ。安政7年3月3日、江戸城桜田門外で大老の井伊直弼が襲撃され殺害される。御存じの作だもん外の変だ。主君を守り切れなかったことを悔やんでも悔やみきれない彦根藩士・志村金吾のもとに、仇を討てとの藩命が下る。明治の世になり時代が大きく変わっても武士としての矜持を持ち敵を探し続ける金吾。一方水戸浪士・佐橋十兵衛は井伊直弼殺害後、俥引きに身をやつし孤独の中に生きていた。そして明治6年2月7日、仇討禁止令が布告、ついに俥引きと再開・・・・。武士道、今失われつつある和の心が凄い。
帰宅後、ちくさいせいやイベントなどで懇談、古里、地域コミュニティ、和の心は実に良い。